避難所などで「敵」と思い込んできた近所の大人や警察官から「飲む水はあるのか」などと気遣われ、「暴走なんかしている場合じゃない」という気持ちが強くなったという。
サイバラ式って本に、ある少年の話がでてきます。
空き巣の天才少年の話です。
天才的な空き巣テクニックを持つ少年ですが、あるとき、お金を拾います。
それを警察に届けます。普段は空き巣をやっているにもかかわらずです。
それが学校にも知られ、その行いが表彰されます。
少年は空き巣をやめてしまいました。
なんとなく似てる話だと思います。
人間なんて何がきっかけで変わるかわかりません。
ちょっとしたことが原因で良くなったり、悪くなったりするもんなのかもしれません。
必要なことはきっかけです。
毎日同じことやってたら、きっかけがやってることが少ないのかもしれません。
ちょっとずつ違うことをやってみるのもいいのかもしれません。
暴走族の少年たちにとっては、それが震災で、空き巣少年にとっては、表彰でした。
私は引越しが転機で、結婚しました。
人生なんて、そんなもんです。
サイバラ式 (角川文庫)
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